2023年10月14日（土）
代官山に用事があり、ついでに蔦屋書店に寄ったんです。そしたらなんと蔦屋書店にライバル店であるはずの「有隣堂」が出店しているではありませんか！
そして、YouTubeチャンネル「 有隣堂しか知らない世界 」でお馴染み、有隣堂の名物社員・岡崎さんが！！！
ポチップ
代官山蔦屋書店といえば、オシャレ書店の代表格。あのレンタルビデオチェーンの面影はどこへやら...。
こちらはもう「本屋」に行くというよりも、センスのいいセレクトショップへ行く感覚ですよね。本も大抵のジャンルは網羅されていますが、アート・サブカル寄りです。
個人的に、本屋としては探しにくいし見つけにくいので、正直使い勝手は悪いなと思っています（人も多いし）。本屋というより、その空間を楽しむテーマパークという感覚です。
しかし、他では見向きもしないであろう本が、こちらで見るとなぜか手に取りたくなったりするので、そういう発見が楽しい場所です。
対する有隣堂は、東京・神奈川・千葉・兵庫に展開している老舗書店。明るい店内に大量の本が整然と分類されているというような、誰もがイメージする「ザ・本屋」さんです。
個人的にも「本屋」としての利用には、このタイプの書店の方が見やすいし探しやすいし、ホッとします（笑）。
今住んでいる地域には店舗が無いので最近は行くことがないのですが、文庫本の紙カバーを数種類から選べるサービスがうれしいポイントで、昔はよく利用していました。
そんな有隣堂の公式YouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」を知ったのは割と最近です。
番組MC ”R.B.ブッコロー”の切れ味鋭い軽快なトークと、先述の岡崎さんなど個性的な社員たち、各界で活躍するゲストによる、ちょっとディープな世界を独自の視点で読み解く、面白くも愛が伝わってくる大好きなチャンネルです。本好き・文具好きの方に特にお勧めですし、ご存知の方も多いのでは。
そして番組内では度々蔦屋書店が自虐的に引き合いに出され、対決したり、ジャックされたり、という企画が行われています。
蔦屋書店としても、ブランド戦略からしてキャッチーなバラエティ企画を主体で行うのは難しいでしょうから、有隣堂に便乗させてもらうということはオイシイはず。
書店という意味ではライバル同士ですが、うまく棲み分けができていて、しっかりお互いの宣伝になっていますよね。そしてちゃんと面白い。
ということで、ファン歴としてはまだまだ日が浅いニワカですが、画面で見ていた人を現実世界で目の当たりにテンションが上がってしまい、このポップアップをお目当てに来ているコアなファンの方々がサインをもらっているのを見て、つい私も便乗してしまいました（笑）。
当たり前かもしれませんが、本当YouTubeで見るままでしたね。お人柄も本当によくて。気軽に写真撮影に応じて頂ける辺り、メディア慣れも流石です。
全員集合写真も撮らせて頂きたかったですが、他のお客さんの対応などで忙しそうだったので断念。
岡崎さんプロデュース『岡崎百貨店』が出店されていました。岡崎さんといえば「ガラスペン」ということで、ガラスペンとインクを買ってしまいました。
サインをもらうためにポストカードとペンも（笑）
インクの調合もオリジナル
後日確認したら、こちらでの企画だったようですね。
同じ業界で異なるブランドがコラボレーションする流れ。ユニクロなどのファストファッションや中堅ブランドと有名デザイナーのコラボはもはや当たり前。ハイブランド同士までもコラボするなどして、もうコラボしてナンボのようになってきていますが、まさか書店でもコラボレーションが起こるとは。
これからも色んなコラボレーションが生まれるのでしょうね。企業としてはリスクも多そうですが、消費者としては美味しいとこ取りが出来るので嬉しいですね。
最近忙しくて（主にブログのせい）、なかなかYouTubeも観られないのですが、またちょこちょこ観ていきたいですね～。
レアな機会に恵まれて、いい日でした！
ではでは～
ポチップ
