京都国立近代美術館への道すがらに立ち寄ったのは、老舗和菓子屋「 祇園饅頭 」さんです。
創業は文政2年(1819年)、京都祇園に創業し、現在は京都川端四条は南座の隣にて店を構え、
和菓子の中でも特に、日々に生活の中で気軽に食べていただける「お饅頭」を中心に取り扱っております。代表菓でもある「志んこ」をはじめ、にっき餅、六方焼きなど年中楽しんでいただけるお菓子、桜餅、
よもぎ餅、柏餅、水無月、わらび餅、栗餅、豆餅などの季節ごとのお菓子もご用意しております。お饅頭は毎日手作りです。小さいお饅頭やさんなので、数には限りがございます。
ご了承ください。京都市営地下鉄東山駅近くに工場を構えており、こちらでもお饅頭を販売しております。
お近くをお通りの際は是非お立ち寄り下さいませ。
祇園饅頭 https://gionmanju.com/
文政2年(1819年)というと江戸時代(1603-1867)後期、葛飾北斎(59才)や歌川広重(22才)、緒方洪庵(9才)、井伊直弼(4才)、滝沢馬琴(52才)、遠山金四郎(26才)という時代。
200年以上続く老舗ですが、老舗ひしめく京都では若い方になるでしょうか。
新幹線車内で駅弁を食べていたし、味がわからなかったので試しに1つだけと思っていたのですが、結局くり餅とにっき餅の2つを購入。
その場で食べるならお盆を出して頂けるようです。
私「くり餅を一つください。すぐ食べます」
店「じゃあ、お盆で出しましょうかね」
私「あ、、、やっぱりもう一つ欲しいな。何かおすすめってありますか?」
店「今できてるのだと、まめ餅とか六方焼きとか、おはぎは3色になるから、にっき餅とか、、、」
私「(にっき餅ってどんなだろ)じゃあ、にっき餅ください」
店「にっき餅はね、出来立てで柔らかすぎて餅とあんこが一緒になっちゃうから、ちょっとしてから食べた方が美味しいからね。容器に入れるから休憩でもしたときに食べてね」
私「そうなんですね、ありがとうございます!(やさしい...)」
ひと口サイズで食べやすく、あんこも上品な甘さでいくつでも食べられそう!
特ににっき餅はシナモン好きにはたまらない美味しさでした。
後から調べたら「志んこ」というお菓子が代表菓だったみたいです。
暖簾にも書いてあったけど。"すあま”や”ういろう”のような和菓子らしい。
偶然通り掛かりの完全ノーチェックだったので、及び腰で控えてしまったんですよね。
こちらは工場ですが、店舗が祇園四条駅の南座の隣にあります。
餅菓子は当日中に食べなければならないのが痛いところではありますが、また京都に訪れた際には「志んこ」も買いたいと思います!