衣替えで毎年出してみるものの、ここ数年は腕を通すことなくまた仕舞うという服があり。着心地も素材も形も悪くないので捨てられない。しかし着ない服はなるべく処分したい。
という葛藤の末、そうだ「 ダイロン 」で染めてみよう！と思い立ちました。
ダイロン プレミアムダイ［DYLON PREMIUM DYE］で染める
ダイロンはイギリスの染料メーカーで、日本でも簡単に手に入れることができます。
種類はたくさんあるけれど、色々なサイトや口コミにあるように初心者は大人しく「プレミアムダイ（PREMIUM DYE）」を使用することに。
準備するもの
公式にも書いてあるけど、自分が用意してよかったもの。
- 染めるもの（事前に中性洗剤で洗濯しておく）
- ダイロン プレミアムダイ（1袋につき繊維250gまで）
- ダイロン カラーストップ
- 塩250g（プレミアムダイ1袋あたり）
- バケツなど（10L以上）
- 量り
- ゴム手袋
- 空のペットボトル（700～1000ml）
- 漏斗
- 汚れてもいいタオルや布巾（掃除用）
今回染めるのは薄手の麻素材のシャツ1枚なので、プレミアムダイは1袋だけ使用。
青＋赤＝紫を狙って、「TULIP RED」にしました！
作業開始【所要時間：2～3時間】
用意が出来たらいよいよ染める。
染料をペットボトルで溶かす
用意した空のペットボトルにプレミアムダイを漏斗を使って入れ、シェイクしてよく溶かす。
間違えて塩も一緒に入れてしまいました。塩は次の工程で入れます！※仕上がりには問題なかったです。
ここでは500mlのペットボトルを使ってしまいましが、600～1000mlペットボトルの方が溶けやすいと思います。
染料を塩と一緒にバケツで溶かす
塩250gを6Lのお湯（40℃）によく溶かし、上記ペットボトルで溶かしておいた染料をよく混ぜる。
お湯はぴったり40℃だとすぐ冷めそうかなぁと思い、45～50℃くらい？にしました。安全な温度で！
ピンぼけ...
染める服を入れ15分揉み込む→45分間浸け置き（時々かきまぜる）
作った染料液の中に染めるものを入れて、ムラにならないように15分間よく揉み込む。
時々かきまぜつつ、45分間浸け置き。
時々かき混ぜる、はやらなかった、、、説明書をよく読んでなかった (汗
服を入れてかき混ぜるという工程があるので、バケツの容量はギリギリだとやりづらいかも。使用したのは9Ｌ容量の折り畳み桶。
よくすすいで脱水する
バケツの水を何度も替えて、、、は面倒すぎるので、染料液から取り出して手絞りして洗濯機に直接IN！！
すすぎ2回、脱水1分（生地が薄いので）にセットした。
プレミアムダイは天然繊維しか染まらないので着色はしないだろうと踏みましたが、自己責任でよろしくです！
カラーストップ剤をお湯に溶かす→脱水した服を15分浸ける（ときどきかき混ぜる）
色落ち防止のカラーストップ剤を服がきちんと浸かる量のお湯（染める服が耐えうる最高温度）で溶かして服を15分浸け込んでときどきかき混ぜる。
何℃にすればいいのかは、服に付いている洗濯表示で確認できるようです。私はよくわからなかったので80℃くらいでやりました。火傷しないよう十分注意してください。
よくすすいでから乾かして作業完了
ここでもまたバケツの水を何度も替え、、、が面倒だったので、手絞りして（火傷しないように！）洗濯機に直接IN！！
すすぎ2回、脱水1分（生地が薄いので）を行い、陰干ししておわり。
乾くまでは分からないけど、中々キレイにできたのでは？！
完成
じゃーん！！！
キレイな紫に染まりました～～～～！わーい！
総括
初めてだったので、手際が悪かったり、染料が周囲に飛び散らないようにというのが大変だったけど、楽しかった！
実は当初は黒に染める予定でした。
せっかくなので一回実験してみてイマイチだったら黒に染めよう、失敗したらもう捨てよう、と思っての赤での染色。
ムラもなくキレイな紫に染められたので、しばらくこの色を楽しもうと思います！
